暇つぶしのお供に。

暇な時書きます。

ガチャガチャを引く時100円玉絶対足りない問題。

皆さんは「ガチャガチャ」を知っているだろうか?正式名称は「カプセルトイ」という小型自動販売機の1種である。最近は海外でも人気があり、空港に行くと余った小銭を使い着れるようにガチャガチャが置いてあることが多い。最近の課金制のスマートフォンゲームでは、ガチャ機能というものがありゲーム内通貨を対価に抽選でキャラクターやアイテムを入手出来るシステムがあることが一般的だ。このように日本人にはガチャガチャという文化が強く根付いているようだ。もちろん私もガチャガチャが大好きな1人である。とくにストラップのようなガチャガチャを見つけるとついつい引いてしまう。ついこの前、イオンに行く機会がありゲームセンターの近くを通りかかった時にガチャガチャの棚があって、私は足を止める。少し前にTwitterで流行った工事現場のネコ(現〇ネコ)のストラップがあり引こうと思って財布を開く。

「...100円がない。」小銭入れに入っていたのは200円と50円玉だった。両替をしようと隣の機械へ目を向けると「故障中です。1Fレジのカウンターをご利用ください。」

なるほど、これは私に対する挑戦状なのだな。

であれば絶対に現〇猫のガチャガチャを引いてやる、と意気込み1Fへ向かう。1Fで何かお菓子を買ってお金を崩そうとしたのだが「刑務作業品フェア」がやっていた。ぐぬぬ、気になる。

どうしても気になったので唐草模様のトートバッグを買った。するとなんとお会計が「950円」

 

 

 

 

 

 

 

「100円玉でねぇじゃねぇぇぇかぁぁぁぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

orz  仕方なくハムメロンを買いに行きお金を崩す。こんどは100円玉が帰ってきた。これでガチャガチャを引ける!急いで2階に戻り硬貨を詰めてハンドルを回す。ハンドルは「ガコン」と鈍い音を立てて、止まった。

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと現〇猫のガチャガチャは売り切れていたのである。何をやっているんだ私は。

謎の喪失感に蝕まれながら300円が惜しい私は店員を呼ぶ。ちょうど私の母親位の店員がニコニコしながら300円を返してくれた。

現〇猫のガチャガチャを引こうとしたことが店員さんにバレてしまった。周囲の視線が痛い。

結局別のガチャガチャを引いてそそくさと帰った。「👈ヨシっ!」

 

そんなところです。

 

渡り廊下掃除は共産主義の具現化である。

私の高校の先生に面白い先生がいた。

私達の掃除の当番は「渡り廊下の掃き掃除」だった。正直に言ってハズレだ。しぶしぶ掃除をしていると、渡り廊下の監督の先生がニコニコしながら私に向かって話し始めた。



「この掃除ってさ、共産主義だよね笑」




渡り廊下掃除は男女二人づつの四人グループで掃除をする。男子と女子に別れて、渡り廊下の端っこと端っこに別れて中心に向かって掃き掃除をするのだ、その後男子と女子が会えば掃除終了となる。

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一見すると、1度別れた男女二人が同じ目標に向かって進んで再び巡り会うと言う何ともロマンチックな掃除のように感じるが、1つ大きな欠点があるのだ。

普通だったら、早く掃除を終わらせるために頑張って掃除をするのが定石だ。が、2人組の女子は掃除をしなかった。そして男子は一気に掃除をしたそうだ。そして女子側にかなり近い所で男女が巡り会って、掃除が終了したのだ。

つまり、女子は働かないで富を得たのである。

これは社会主義パラドックスであり、「働かない」と儲からないが、逆に「働かない」事で楽に儲けを得たのだ。これがこの掃除方法の欠点なのだ!

と、先生は言い張っていた。私は面白くなってその先生とソ連が崩壊した理由だとか、掃除は共産主義の具現化である、などを話しながら掃除を終わらせた。そしてその先生は最後に私にこう告げた。

「んー、じゃあ君ちりとりやってね。よろしく。」




そんなところです。



「卒業式からの卒業とバカの留年」

今週のお題「〇〇からの卒業」

 

卒業式の2日前、私とK氏が遊びに行ったとき、なぜいつも早く家に帰宅しているのかたずねてみると「俺はせっかちだからできるだけ早く家に帰る」だと。私はこの「せっかち」という言葉が妙に面白くツボに入ってしまった。そこで私と友達で「せっかち」を理由に「卒業式から早く脱出するゲーム」をやることにした。

今思うと、ただ早く帰って遊びたかっただけだが。

ルールは、学校で点呼が始まった瞬間に計測開始して校門をでたら計測終了としてタイムを競うというものだ。

 

卒業式は9:00からスタートする予定だ。私のクラスメートは先生への贈り物の準備をしていたり、黒板アートに取り組んでいたり、「最終日だから」という名目でスマホで写真を撮っている人もいた。その中ただ一人私はこの「遊び」のことを全力で頭でシュミレーションする。気分はまるで東大生のようだ。

そして式が始まった。私の予想通り式はとても無味乾燥なものであり、だれも意見しない外面だけの式であった。思ってもいないお世辞を並べ続ける大人を尻目に私は睡眠をとる。卒業式の1時間の時間は私の学校生活の中で最も意味のないことのように思えた。

そして帰りの会も終わりクラス委員が最後の挨拶をする。

「起立、礼、さようなら」

その声を最後まで聞き取ることなく私はかばんに手を通し、走り始めた。クラスでは私のことを呼び止める人もいたがそんなことは頭の片隅にすら入れず私は走った。

セリヌンティウス(K氏)」のために。走れDRANP!

そして靴を履き、再び走る。しかしなぜか母親が正門の前のスロープにいて、急いでいる私を見て不思議そうにしていた。さらに私の友達が大きな声で

「DRANP~!みんなで写真取るよ〜!!」

 

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁ??!!」

 

 

親の前で言われると恥ずかしいものだ。しかし私はなんとか逃げ切り、校門へいくとK氏とその友達はすでにそこにいた。そこで計測終了。タイムは...。

 

 

 

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なんとあの長ったらしい卒業式を3時間足らずで脱出したのである。達成感を噛み締めながら、K氏とその友達と笑い合いながら最後の下校を楽しんだ。

 

 

後日、クラス経由で写真が私にもメールが届いた。私がいないその写真の中でクラスメートが楽しそうにピースしている。一瞬、虚無感に駆られた。しかし、校門を出る前に撮った私とK氏と友達との冴えない顔をした3人の写真を見て少し鼻で笑い、私はそのメールをゴミ箱へとそっと捨てた。

 

そんなところです。

 

 

 

ゲーミング花粉

今週のお題「花粉」

暇になったのでダラダラと書いていく。

 

花粉とは人類の敵である。私は小さい頃から花粉症で(かつハウスダストアレルギー)毎回卒業式で花を咲かせている学生を尻目に生き地獄を味わっているのである。

スギ花粉は特にきつい。「ワイルドだろぉ〜」と言いながら私の鼻や目をダイレクトに刺激してくるのだ。

私はゲーム好きなのでよくゲームをするのだがプレイの最中にくしゃみをして負けてしまった経験がある。「ゲーミング〜」というピカピカ光る道具たちは、実はゲーム内でのコンマ数秒の有利を取るために開発された物が多いが、くしゃみには勝てない。くしゃみをするとまずは視界が奪われる。(ちなみに目を開けたままくしゃみをすると眼球が飛び出るらしい、空想科学読本かよ。)そして涙もでるため視界がぼやける。これだけで何秒有利が取れるのだろう?仮にくしゃみの時間を一回1秒だと仮定すると、下のアンケートより中央値を取れば5秒のアドバンテージ、平均値を取れば6.57秒も有利が取れる。

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くしゃみ連発回数の平均は6.5連発~「花粉症」に関するアンケート結果を発表|インターワイヤードのプレスリリース

 

 花粉症がだいたい2人に1人の有病率だとするとやはりゲーマーにとって花粉は大敵である。もし絶対に勝ちたいのであれば、さり気なく対戦相手に事前に「花粉症つらいっすよね」など相手が花粉症であることを確認し、会場にスギちゃんを持ちこむ。対戦相手がアレルギー反応で試合どころではないところにボコボコにして...

 

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ってこれ自分も花粉症ならだめじゃん。

 

そんなところです。

「友達がエスプレッソを飲んで爆死した話」

エスプレッソ」というものをご存知だろうか。

私は「あたしンち」のお母さんがあまりの小ささに驚いていた、なんて事を思い出すのだが

エスプレッソとは要するに

超苦くて、めっちゃ少ないコーヒーのことらしい。

 

先日、友達と用事があって外出したのだが、外は冷え込んでいて帰りにスタバでコーヒーを飲むことになった。友達は何故か金欠で、一番安いコーヒーを買おうとしていたらしい。友達はあまりコーヒーについて詳しくないらしく、私が気がついた時には買ってしまっていたのだ、「奴」を。そう、エスプレッソである。

エスプレッソは量が少ないからか、安く売られているらしい。

「一番安いのにした」と、とぼける友達をみて私は笑いを堪えることができなかった。

友達はエスプレッソを店員から受け取ったら、少し不思議そうな顔をして

 

「なんか量少なくね?」

 

と言っていた。そりゃエスプレッソだもん。

私は「カフェ ミスト」を注文した。しかしどうやらコーヒーの在庫がなかったらしく、在庫を持ってきている間待っていた。後ろでは、友達が明らかに量が少ないであろうタンブラーを怪訝そうに見つめている。

 

店内は平日であったが人が多く、外のテラスで飲むことにした。

隣に座った友達の悲鳴が聞こえたのは言うまでもないだろう。

「やばい、まじで吐きそう!」

と友達は叫ぶ。どうやら友達は苦いのが苦手みたいだ。ミルクを入れる事を提案してみたが、どうやらそういうレベルの問題ではないらしい。

久しぶりに見た真剣な表情を見て私はただ事ではない事を悟る。

なんとか完飲した友達は疲れ切った表情でパズドラをしていた。

結構うまいのも腹立つ

そして友達と別れ、友達はラーメンを一杯食べて帰ったらしい。タフだな(笑)

 

私がスタバの飲み口に慣れず、舌先をやけどして悶絶したのはまた別の話。

 

そんなところです。

 

ps:本記事はエスプレッソに対しての批判ではありません。あくまでも友達の「主観的な」感想なので悪しからず。

 

「注射」

今週のお題「告白します」

 

私の告白は「注射がものすごく苦手」ということである。小学4年生までは本当に泣いていた。もちろんこのウイルスが蔓延している社会では、注射をする機会が増えて私にも「注射免疫」なるものが身についたが、いかんせん注射は苦手である。

そもそも注射の針という「無機物的」なものを人体という「有機物的」なものに入れるというだけで気持ちが悪いと感じるのは私だけだろうか。

 

先日どうもお腹の調子が悪く、薬を飲んでも治らないため病院に行った。

そこで医師から驚愕の事実を口にする。

「んー原因分からないから、一応採血しましょう。」

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

なにか冷たいものが背中を這う。どう考えてもおかしい。きっとあの医者はブラックジャックみたいに医師免許をもっていなくて、私の症状が分からないというだけで採血をさせようとしているのだ。そんな頭の悪いことを考えながらベットに横たわる。

 

「力抜いてくださーい、リラックスしてー」

おっと、どうやら緊張して無意識に力が入っていたようだ。余裕の表情を全力で浮かべて看護師の方を見上げると相当力が入っていたらしく、しかめた様な顔になってしまった。

「怖いなら目を閉じても大丈夫ですよ」

その手があったか。

明らかに力が入って、顔をしかめながら、目を閉じている私に容赦なく針が刺さる。初めは刺激的な痛みを感じたのだが、私が慣れたのかまたは看護師さんが上手だったのか痛みはすぐに引いた。

自分の腕に針が刺さっている絶望を感じながら、地獄のような20秒が終わった。

結果は超絶健康。だろうな。

 

最近コロナに対抗するワクチンが完成したらしい。きっとワクチンを摂取する事を強要される社会になっていそうなので、私はまた針を刺しに行くのだろう。

すこし血が滲んだ絆創膏を抑えながら震えてその時を待つ。

 

 

そんなところです。

 

 

ps:だれかワクチンの錠剤版作ってくれ。まじで。

 

 

 

 

 

 

バレンタインデーの闇と対処法

今週のお題「チョコレート」

 

 

皆さんの学校に「バレンタインデー」なるイベントがあっただろうか。

バレンタインデーはキリスト教のお祝いで「聖ウァレンティヌス」の誕生日である2/14に、家族や恋人などの大切な人に、贈り物をする習わしのことである。

 

 

 

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日本は多神教(笑)なので、バレンタインデーなるものは学校でも行われるみたいだ。

チョコレートを送るのが一般的と言われている。

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

 

 

さっきも述べたように、バレンタインは「大切な人」に贈り物をする日なのだ。つまりバレンタインデーで異性にチョコレートを渡すことは、自身の愛の告白に他ならない。

告白が成功すると基本的に「お付き合い」をすることになる。つまりそれは契約しているということになる。

 

民法上の契約とは

 

「当事者の合意であって、当事者に権利義務関係を生じさせるもの」

であって当事者は必ず契約に従わなければいけない、というやや難解な文章だが、これをバレンタインデーに置き換えてみると

1.AがBにチョコレートを財産として引き換えに、付き合う体験を要求する。

2.BがAの条件に承諾する。

3.BがAの目的物(チョコレート)を受け取る。

4.目的物を受け取ったことで要求契約が完了するため二人は付き合う。

 

となる。なんということだろう!バレンタインデーは要求契約の条件を満たしているではないか!要するに金で異性を購入しているようなものだ。

 

これに対して危機感を覚えている奥様方、安心してください。

このように未成年者は成年者に比べて取引の知識が浅く、経験も少ないため法定代理人(保護者)が契約を取り消すことができる。つまりあげたチョコレートに対して返金要求することができて、さらに強制的に受け取ったサービス(ここでは付き合うこと)を返却する必要がある。

つまり二人は必然的に

 

 

 

 

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破局!」

 

 

 

 

そんなところです。

参考:

契約の基礎知識 | 法律基礎知識 | 消費生活情報 | 消費生活情報 あいち暮らしWEB

未成年者契約の取消しってなに?|相模原市

*この話はフィクションです。ほんとにやらないでね。

*私がもらったチョコの個数は友達の友達のあまりのチョコ一個だけです。